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新設備1 ~滅菌器(クラスS)~
こんにちは
本日は当院の新設備を紹介します。
いよいよクラスS滅菌器です。
これで、当院にはクラスS、クラスB、クラスNという全ての規格の滅菌器が揃いました。
さてクラスS、クラスB、クラスNとはどんな意味を持つのでしょうか?
歯科の滅菌器、いわゆるオートクレーブには大きく分けてクラスB(高性能)、クラスS(高性能小型)、クラスN(普通)という3つのクラスがあります。
歯科の機器には様々なものがあり、それぞれ適した滅菌器で滅菌しないと滅菌効果が保証できないことがあると言われています。
少し前にタービン(歯を削る機械)の使い回し問題が出ました。歯科には筒状構造になっているものが多く、こうした筒の中を綺麗にするにはクラスBやクラスSの滅菌器でないと完全滅菌ができないのです。
当院では開業当初よりクラスB滅菌器は導入して、全てのものを確実に滅菌してきましたが、より滅菌サイクルを確保するため、滅菌作業によって患者さんをお待たせしないため、今回、新しくクラスS滅菌器を導入しました。
この滅菌器の導入により、歯を削る機械がより早く滅菌できるようになるため、スタッフの負担も軽減できることになります。
正直、このような消毒、滅菌過程は患者さんはわかりません。
だからこそ、力を入れていきます。
昨今のコロナ問題で、消毒や滅菌、院内環境に関心をもたれる患者さんも増えてきました。
全ての患者さんが安心して通院いただけるよう、これからも機器、設備を増やしていきます。
[無痛治療・矯正歯科・小児歯科]
羽島市・一宮市の歯医者
たなかファミリー歯科 【院長】【田中 健二郎】